食と命の大家族

食糧自給率４０％の日本

地球温暖化によって異常気象は増え、食糧の生産は不安定化しています。そして、世界金融危機による世界経済の動向は先が読めなくなっていて、いつ食糧の輸入が影響を受けるか、わかりません。また、国内に目を向ければ、農業者の高齢化や後継者不足は深刻で、自給率が上がる見通しは立っていません。このような食糧の多くを輸入に頼る日本の食糧安全保障は基盤が揺らいでいます。

「食と命の大家族」とは

「食と命の大家族」はそのような内憂外患に惑わされず、生産者と消費者の垣根を取り払い、「大家族」のような信頼関係を作って、自分たちの食糧は自分たちで生産し、確保していこうと考えています。

耕作放棄地を農地に再生

具体的には耕作放棄地を農地に再生し、同時に自然環境としても再生して、生物多様性のある田畑を蘇らせ、農薬や化学肥料は使わないで、本物の安全と安心が得られるような作物を栽培しています。
　徐々に耕作面積を増やしていって、ゆくゆくはその一帯を渡り鳥が飛来し、蛍の飛び交う豊かな里の風景を再生させるのが夢です。

「食と命の大家族」は２００９年３月に「合資会社　大家族」となりました。