食と命の大家族

２００９年１月

　 「食と命の大家族」では今年8反の田んぼでお米を作ります。なるべく今まで耕作されていた所ではなく、耕作放棄地を借りて、それを農地に再生し、なおかつ2次的な自然環境としても再生することを基本に考えています。その ため、使える田んぼに戻すにはどうしても大変な作業が伴います。1月は、やはり10年以上放棄されていた３枚の田んぼの基盤整備をしました。草がぼうぼうに生えているところが多いので、最初に草を刈ります。

そして、トラクターや耕運機で耕します。

　 それから、畦を作ります。畦作りは土方作業でとても骨が折れます。また、用水路も泥が溜まっていることが多く、水路の泥を全部外にかき出さねばなりません。これもかなり面倒です。

　 その後、水を入れて、代かきをして、水が溜まるようにするのですが、なかなか水がたまらないこと もあります。このように放棄された田んぼを元に戻すのは大変です。その代わり、農薬や化学肥料はすっかり消えていて、地力が戻っているので、始めからとても健康な作物が育てられる長所があります。